ローマに行く前・・セントレアからまずは乗り継ぎの北京へ飛びました。

今回使った航空会社は、中国国際航空(CA)。
一番のポイントは、ずばり、安い。スターアライアンスだし、、中国のフラッグシップキャリアだし、、と相方。

でもこの飛行機、かなり小さいんですけど・・・。まあ、中国ビールでとりあえず乾杯。
北京首都国際空港から北京市内へのアクセスは、バスかタクシーしかありません(H20.1現在)。もうすぐオリンピックなのに、この
交通アクセスで大丈夫だろうか?疑問。。。

しかもタクシーの運転手の質も疑問。
北京一番の繁華街も知らない、文字で伝えても判らない・・タクシーとしての機能がない。にわか運転手が急増しているのだろうか?
一泊だけの北京滞在。明朝にはローマ行きの飛行機に乗ります。市内は渋滞が怖いので、ホテルは空港から近い東直門周辺に取りました。

繁華街 王府井へと地下鉄の駅へ行ったら、なんと駅自体が工事で閉鎖になっていた!(駅全体が封鎖!?)
王府井行きは諦め、信じられない寒波の中、東直門の食堂街(内大街)へ徒歩で繰り出しました。
東直門内大街は、24時間営業の飲食店が数多くあって、別名「鬼街」と呼ばれています。「鬼」は中国語では、「幽霊」のこと。つまり深夜すぎても人がうろうろしているからこんな名前がついたらしい。
こんな赤提灯が延々と灯るちょっと風情な通りでもあります。
ワンディ北京なら北京ダックしてみる?と、北京ダックがある店をチョイスした。有名店ではないけどね。。

地元の家族連れご用達みたいな店内。みんな鍋とかをつついて
食べてる。
日本の中華料理屋さんにも置いてある青島ビールで乾杯。
このタイプのは、日本では見たことないね。
サンラータンを頼んだら、洗面器みたいな大きさの器で出てきたー。酸っぱいもの好きの私でも・・・多い。

中華はたくさんで食べないとだめね。
続いてのワンタンは、普通の大きさで、お味も良かった。
いよいよ本命のダックちゃん、かわいいダックのお皿。この後ダックがもう一皿やってきた。。おいしいけど、4〜5切れでいいです。
ダック初体験の相方曰く、5年分くらい食べた気がしたとか。

ですが♪高級料理の北京ダックも1000円程♪安い!ビールも飲んで、総額2000円位のディナーで満腹。
ここで、相方が買ったばかりの一眼レフを地面に落とす!!という事件発生。極寒の北京の路上で、ショックでその場に固まっている相方を横目に、散らばった部品を拾い集め、近くのコンビニに駆け込む。

ちなみに東直門のセブンイレブンは中国における第1号店らしい♪
ここで梱包用のテープを購入。ホテルへ帰ってから、割れた部品たちをつなぎ合わせテープで止めて・・・バッチリ修復した。
(実は私、細かい作業が大好きなの♪)
セロテープでツキハギ姿になりながらも生き延びたカメラ。
奇跡的にレンズとか重要な所も大丈夫だったので、すっかり元気になった相方は・・
「これ記念に撮っておいてください♪」だって・・。
良かったねー(^_^;)感謝してよーーー。

ということで、北京を離れローマへ元気に出発したのです。
ローマから帰りのフライトは、上海着にしました。
このフライトは、新品の飛行機で、座席も広く、快適でした。
約11時間で上海浦東国際空港に到着。

空港からは、世界初のリニアモーターカーで、上海市内の龍陽路駅まで30kmを、なんと8分!でアクセスできます。
上海のリニアは400Km/hまで出ると聞いていましたが、行きも帰りもここまで。

でも、数日前に乗った人は400Km/h出たと言ってました。
もちろん天候などで変わるのよね・・じゃないと怖いよね。
ONE DAY 上海
ONE DAY 北京
1日だけの滞在なら、宿のアクセスは一番重要。

人民広場の前で宿を探しました。
なるほど、上海は背の高いビルが多いですね。
歩行者天国になっている 南京東路通り。
とにかく人でいっぱいです。田舎から出てきた〜って感じの人も多い。
正月だから?と思いましたが、いつでもこんなモンのようです。

北京オリンピックのキャラと写真撮る人も・・?
こちらのキャラ被りもの・・なんともキッチュでして、そんな意味では私もそそられます。
デパ地下の食品フロアーとも言えるのですが、どうも市場といっても良い様子をしたところがありました。

おー・・ナマコの干物がゴロゴロと・・。日用食品から高級食材まで。人も多いなら、食材の種類も量も山のよう・・。中国って何でも圧巻です。
食品商店と名のついたお菓子や干物の店が本当に多い。
ほとんどが量り売りで、一つずつ包装されています。
木の実や豆菓子など、なかなかどれもオイシイし、お土産に良いけど、ちょっと興味示すと、キロ単位で売り子が勝手に詰めて計算しだすので、気をつけるべし。

人に頼まれて購入した落花生の豆板は、絶品でしたー。
有名なコカコーラの看板。
判りやすいので待ち合わせ場所みたい。

小腹がすいたのでこの下の食堂に入ってみました。
上海名物 小龍包。
安いし なかなかイケます。
麺はいろいろあったけど、牛肉麺頼んでみました。
結構さっぱりしてて、おいしい。
夜は、あるグルメな人♪に聞いた、「茂隆餐庁」という店を探し当てていきました。花園飯店(オークラカーデンホテル)の近くです。

20人くらいで一杯になる本当に小さな、町の上海家庭料理屋。
でも夜は行列のできる上海グルメに有名な店らしい。

私達もしばらく待って入りました。なにせ言葉の通じない私達・・看板おばちゃんに「満員」と言われても、「お願い♪待ってるから」と表情で頼んでおいたら、ちゃんと呼んでくれました♪
どれもお値打ちよ・・・。昨日までユーロ高に泣かされていたので、かなりうれしい・・・それにイタリアンも美味しかったけど、中華はやっぱり体が求めるね。


上海老酒「石庫門」黒ラベル。
これ飲みやすくて、料理にむちゃくちゃ合うー。(8年もの14%)
帰りにデパートで買って帰りました、安いですよ。
紅焼肉。
この店の看板メニューです。
しっかり煮込んだやわらかーい豚の角煮はサイコーに美味しかったです。
海瓜子(へーカッツ)というさくら貝みたいな小さい貝を、さっと炒めたもの。
シジミみたいに、チミチミ一つずつ食べたけど、マジ旨い。
油爆蝦。
後で調べたら上海っ子は皮をむいて黒酢をつけるんだそうです。
知らなかった・・・けど、そのままでもすごくオイシイ。
韮黄炒蛋。黄ニラと玉子の炒め物。
ほんと 何食べてもビックリの絶品です。

名古屋から上海まで2時間・・・この店に通おうか・・と相方はびっくりしたことをマジ顔で言いました。
事件勃発!
胃は大満足で、上海の夜景を楽しみながらソゾロ歩き。
有名な黄浦江沿いの夜景はガスっていて?見えませんでしたが、
女性陶芸家さんの店を見つけたので、白磁の中国蓋碗を自分のお土産にしました。
上海の朝。
近くの店で、豆乳揚げパン(以前台湾ではまった)を食べて、
ついでにもう一回小龍包を食べて♪
よっしゃー。元気に日本に帰るぞー!
勢いつけて、店を出たとたん、すっころびました。
うー。道路の真ん中で足をくじいた〜。恥ずかしい。

が、向こうの公園で気功をやっている!写真を撮らねばー。
足を引きずり・・これがこの旅の執念の一枚デス。パチリ。


     オマケの中国旅行の巻       −完−
テープ修復部分
おまけの中国旅行編