今回の旅のハイライト。
バンコク近郊のローカル線ショートトリップ。

始まりはバンコクの下町にあるウォン・ウェンヤイ駅。ここからまず港町マハーチャイまで向かいます。
駅とか施設はボロイけど、ちゃんと電子発券の切符。1時間乗車してわずか10バーツ(約30円)。
駅のホームは、もう完全に屋台の商店街になってます。
いきなりブラジャーが並んで売られている。すっごー。

線路がなかったら鉄道駅とは分かりません。。
列車の出発まで時間があるので、駅周辺を散策。この辺りは中心地から離れてて、まったく観光客の姿は見かけません。バンコク庶民の生活区域です。
体育館みたいなマーケットがあったので、小休止。この時期
蒸し暑いので休憩しないとマジで倒れます。

アイスコーヒーのカウンターで一杯飲んでみる。お決まりの甘〜いコーヒーがウマイ。
結構丁寧に入れてくれます。
そろそろ出発の時間なので駅に戻る。犬が通路のど真ん中で寝そべるのはご愛嬌・・近くにいってもビクともしません。
こういう線路の終端に感動している相方。
私はあまりよくわかりません。
タイを旅していると思わず犬に目がいってしまう。
どこか間抜けな姿がなんともイイ。タイの風景に犬は欠かせないかもね。

しかし、どうして南国の犬は皆、後ろ足にシマリがないのか・・?

(*カーソル持っていくと、写真は全て大きくなります。見てください)
そうこうしていると、ディーゼル列車がやってきた。かなりくたびれた車体ですけど、日本製です。
車内に乗り込むと、車掌さんが検札にやってくる。
途中運河のような川をいくつも通り過ぎる。
どんな所にも、かならず寺院があるのがタイです。
家族連れで仲良くお出かけするタイ人の乗客。
丸刈りの頂上だけ残した、可愛い男の子(多分)。

アジアのテイクアウトはほとんどビニール袋。
懸命にジュースを飲んでるのかな?
約1時間で終点マハーチャイ駅に到着。海の香りが漂う。
ここも駅がそのまま市場になってます。
超駅前商店街ですね。
駅を降りると、バンコクでは見かけない自転車タクシーが数多く走っていた。やっぱりバンコクを離れると町もイイカンジ。
相方がタイ語版「指指し会話帳」で船着場の行き方を聞いているの図。まさに指会話でなんとか通じたみたい。
ここまで来るとタイ語オンリーの世界なので、簡単なタイ語の辞書とかは持ってたほうが便利です。会話も楽しめるし。
港町マハーチャイは、海産物が豊富。様々な魚介類が売っています。
さて、マハーチャイでのお楽しみは、船着場の上にある
シーフードレストラン。地元の人たちが行くレストランです。
レストランは建物の2階にあり、全面窓なしの吹き抜けで、
とても風通しがよく、気持ちがイイ〜。
まずは揚げ物を注文。写真付きのメニューだからタイ語がわからくても大体想像がつく。

ベトナムのチャイヨーみたい。いけます。
エビの茹でたのと、定番の空心菜炒め。2人で食べるには、この位が限界かなー。もちろんシンハービールは欠かせません。。
隣のお客がアイスを食べていたので、店のお姉さんに身振り手振りでアイスを注文する相方。結局厨房まで一緒に行ってアイスを頼みに行った。そして・・再び指差し会話ね♪まあ確実かも。
ウベイモのアイスと、バニラアイスにドライフルーツみたいなのが乗っかったのが来た。牛乳もそうだけど、タイって意外と乳製品がおいしいんです。アイスもなかなかおいしかったー。
この店でなによりのごちそうは、吹き抜ける風に他なりません。
ここより美味しい店はバンコクに数あれど、この気持ちよさはここへ来ないと味わえません。
ちょうど漁船が漁から帰ってきて魚を港に下ろしに来ました。
今日も大漁だったようです。ほのぼのした港町マハーチャイ、
飾り気のないタイの風景にちょっぴり感動。
タールア・レストラン(タイ語で船着場レストラン)、外から見るとこんな感じです。
船着場から、対岸へ行く渡し舟に乗ります。この船はバイクとか
も乗り入れ可能。橋がないので、この船が住民には欠かせないものです。対岸まで約3分の船旅です。
タイ国鉄ローカル線の旅
港町 マハーチャイ