対岸へ着いた私たちが目指す場所は、次に乗るメークローン行きの
列車の始発駅、バーンレム駅。
今いち場所がわからなくて心配していたけど、こういう所にかならず
思わぬ交通手段があるのがタイです。

今回は、民族衣装みたいな格好をしたインパクト大の自転車タクシー
のおっちゃんがお客を待っていたので乗りました。
*手作りタクシーもキラキラです。
自転車タクシーで音も無く、ふらふらとバーンレム駅をめざします。
ムチャクチャのどかだなー。楽しいー。
自転車のおっちゃんが、早く行けと(指差し)合図するので駅へ行くと、すでにメークローン行きの列車が発車待ちでした。

メークローン線は1日4往復しか運行しません。日本で調べても時刻はあまりはっきりしていなかったので、おおよそアタリをつけてきただけでした。

間に合ってよかった。これを逃すともう乗れません。
とりあえず切符を買って写真を撮る。マハーチャイとは、うってかわって静かな駅。静か過ぎるー。

しかも列車がすんごいボロイ。駅舎もはじめは廃墟かと思った。
駅のホームは、村のおじさんたちの憩いの場所&子供たちの遊び場でした。
こんな寂れた駅でも電子発券。すごいアンバランスな感じ。

でもね、おつりがなくて駅長さん?が、近所の人に借りてかき集めてたのが笑える。
出発すると、車掌さんが検札に来た。あれ、見た顔だと思ったら、さっき子供たちと私服で遊んでたじゃんかー。切符売り場はこっちだよって教えてくれた人が実は車掌さんだった。。
他のお客さんも、みんな車掌さんと顔見知りらしく、冗談言い合っていた。ローカル線ってこういう所に魅力があるのかも・・
途中の駅からも結構お客が乗ってくる。2両編成の列車はほとんど満員になってきた。それにしても暑い、暑い。水を持ってないと熱中症になりそう・・・というか私はすでに軽く熱中症。
1時間の旅、私はダウン。
終点メークローンまであと少し。ひたすら田園風景が続く。
メークローンに近づくと、列車スレスレまで建物や人がせまってる。ちょっとぉ 危ないよ〜・・・。

実は、この線路はまさに市場のど真ん中を走って駅に入るのです。日に4回。列車が通るときだけ線路上の店を畳む・・?。
えー??



うわーっ・・走る車窓から見ると、この狭い列車との隙間に、人が棒もって張り付いてる。つっかえ棒で支えてただけの簡易収納式の?市場のテント。
超スロースピードで終点メークローン駅に到着。市場の中を電車が走る駅として、有名なんだそうです。

ていうか・・勝手に線路の上に店を出してるってことみたい。
列車が止まれば、塞ぐように線路の上は、すぐまた市場。
なんだか現実とは思えない、ここに列車があること自体不思議だけど、地元の人たちはいたって普通。タイって不思議な国だー。
到着直後、もう線路は商品で塞がれちゃって、談笑してる。
こうなると線路の姿は、すでにない・・

今しがた、ここを自分たちの乗った列車が通ってきたとは信じられません。
帰りは、長距離バスでバンコクへ戻ります。バス乗り場で切符を買おうとする相方。すると周りの人たちが、あのバスに乗れ乗れーと合図してくる。もう発車しているバスにとりあえず乗り、中で切符を買うことにした。やれやれ。
バスはエアコンが効いていて、生き返りました。ローカル線の旅は楽しいけどそれなりにハードです。

無事バンコクの南バスターミナルに到着。ふー疲れた。
夕方の南バスターミナルは、南部タイへ向かう夜行バスの発車ラッシュです。
ここからプーケットとかへも行けます。でも15時間くらい乗り続ける、大変タフなバスであります。。

あたしゃ、嫌だよ。
この日は、別ツアーで来ている友人の誕生日。実は本人に内緒
でサプライズ演出しようと、彼女以外の友人同士でこっそり計画がありました。
会場に行く途中、バルーンの花束を用意してみました。
サプライズ会場として選んだのは、バンヤンツリー・バンコク
の最上階61階より上、つまり屋上(地上230m!)にある
オープンバー、ヴァーティゴ。

バンコクでは天空のバーと呼ばれています。

バンヤンなら品があるから、間違いがないと思ってのチョイスでしたが、
思ったとおり♪
まずはスパークリングワインで乾杯。皆この非日常的な空間
を満喫しています。
この日のために、お友達の1人がホテルのケーキをオーダーしていて
タイミングもバッチリ。ハッピーバースデー!
ご当人とっても感激していました。女友達っていいねー。

私たちも、一緒にステキな時間を共有できてとても幸せでした。。
次の日、せっかくホテルのすぐ裏だったので、ジム・トンプソンハウスへ
見学に出かけました。
広い敷地内には色んな南国の植物や花々も見られます。
蓮の花はタイでは重要な花で、美しさも際立っています。
シルク王、ジム・トンプソンの家は、見学可能。ガイドも世界各国の
言語でガイドしてくれます。もちろん私たちは日本人のガイド。
学生ボランティアで詳しく説明してくれました。

もともと建築家だったシンプソンが古民家に手を加えた家。
釘を使わないタイ伝統の木造建築です。
彼の収集コレクションを公開した美術館にもなってます。
タイやカンボジアなどの古美術の収集。今では国宝級の仏像も、
当時は手に入ったんでしょうね。
最後はマレーシアで謎の消息不明となったジム・トンプソン。
小説で読んだミステリアスな人生を想い出します。
「大人で可愛いブーケにしてね」のビミョーな注文に、
手際よく丁寧な仕事してくれました。
私も大好きな象のモチーフは、この置物から生まれたらしい。

敷地内にはもちろんタイシルクのショップもあります。
線路上の市場 メークローン
天空のバーでサプライズ
ジム・トンプソンハウス
川を渡りマハーチャイ線から メークローン線へ乗り換え