2年連続で、年末年始の中華航空に乗りました。モニターに映される「新年快楽」を見ると、年が変わるのを実感します。
台北の中正国際空港からは、台湾各地へバスが出ています。今回の目的地は台北から約200km離れた台湾中部の人口湖、日月澤です。
空港からバスを3回乗り継ぎます。まずは中部の中核都市である台中まで向かいます。
バス会社が何社もあって、競合しています。国光客運という会社が一番大きなバス会社です。ここのバスが一番早く出発するので、それに決めました。
運転手と何やら話し込む相方。台中のどこで降りたらいいのか聞いていたらしいけど、相手が中国語なのでさっぱり分からなかったらしい。とりあえず終点の台中駅まで行くことにしました。
台中行きのバス。かなり立派です。
藤原紀香さんの出演した香港映画が流れていました。
台中市内に入ると渋滞していて全然進みません。
台中駅で降りて、次の目的地である捕理(プーリー)行きのバスに乗り換えます。駅の周りを歩き回ってようやく見つけました。
いきなりバスもローカル色が漂います。
山道を1時間ほど掛かって捕理へ到着。もう暗くなっていました。腹ごしらえに、食堂へ入ります。
捕理はビーフンと台湾紹興酒で有名な所なので、とりあえずビーフンを頼む。ほとんど味が無い・・・
店の前に厚揚があったので、それを頼みました。上のソースがやたらニンニクが効いている。でもビールのアテには良いです。台湾のビールはその名もズバリ台湾ビールです。
捕理から日月澤方面行きのバス。地元の高校生たちの利用する通学バスのようでした。
1日がかりでやっと到着。
今回は、日月澤のほとりにある、涵碧樓大飯店(the lalu)に宿泊するのが大きな目的です。
ホテルへは空港からのお迎えリムジンももちろんあります。
私らのようにバス乗り継いで来るような客はほとんどいません。

暖炉のあるロビー。台湾の避暑地である日月澤、この季節は結構夜は冷え込みます。
間接照明のみのモダンな客室。ここはアマン系列のGHMグループのホテルです。
お部屋には大輪の生花が。
広いワンルーム。ベッドルームの横にバスタブ。
バスルームがかなり広く取ってあります。。
シックで大人っぽいインテリアで落ち着いて過ごすことができます。
一夜明けて部屋からの眺め。日本の縁側のような半室内のベランダからは広い日月澤が一望に見渡せます。
下にはプールと、飲茶スペースがあります。庭の花がきれいです。
湖にぽつんと浮かぶ小島が、ホテル名にもなっている、ラルー島です。

あたりは静けさがいっぱいです。
どれだけ眺めていてもあきない。日本人も皆こんな場所が好きだと思う。
プールからの眺め。湖面とプールとの境がわかりません。
庭を散策すると蒋介石が使っていたという船。
ここは元々蒋介石の別荘だった所です。
プールに隣接した茶房。飲茶が利用できます。
茶房の下には池が作ってあります。すごくステキなつくりになっています。
やっぱりここにきて・・・もちろん飲茶をオーダーしました。。
飲茶の品々。上品なお味でした。
池には鯉が泳いでいます。
プールサイド。プールは温水が入っていますが、結構寒いので日本人はこの季節には多分入りません。
でもやっぱり外人は平気。客の中には泳ぐ人たちもいました。
廊下にも池があり、飲茶とつながっています。。
フロントのある階からの眺め。崖に沿って建っているので、フロントが最上階になっています。

フロントからエステ施設までの通路ですが、ここにガラスはありません。端から踏み外したら落ちます。
酔っ払っては歩けないけど、すごくクールな建築です。
台北 中正国際空港〜台中
台中〜捕理〜日月澤
涵碧樓大飯店(the lalu)
山中ということもあってこの時期台湾でも夜は少し冷えます。
お部屋にも暖炉があります。火には癒されますね。