鹿児島から種子島へ
チームが2〜3日のロングレースに出航したので、私は高速船トッピーで種子島へ出かけました。

鹿児島から1時間半。寝てたら着きました。
港にお迎えにきてもらって、宿へ。
「居酒屋民宿 珊瑚礁」ネットで見つけたお宿です。
民宿に一人で泊まるなんて初めてでワクワク。
民宿 珊瑚礁
漁師のオーナーと奥さん二人でやっている、すごく手作り感のある民宿です。

でも食堂とかオープンテラス式に作ってあってかなりリゾート度高し!センス良くって気持ちよい空間です。
実は前の日、地元セーラーと飲み会で、薩摩隼人のペースで焼酎飲んでものすごい二日酔いでした。
そんな私に大将が出してくれたのが、このパッションフルーツ。
種子島の名産です。これが、まーーー美味しいのなんの!
このフルーツに命を救ってもらったようなものです。

大将曰く「見栄は悪いけど最高にウマイ」畑のものだそうです。
パッションフルーツで何とか生き返り、美味しい夕食タイム。
大将が海で採って来た貝や魚や刺身、地の野菜などの10種類くらいある郷土料理。贅沢なごはん。
その上、黒豚のしゃぶしゃぶまである。
あの料金設定でいいんかいなー?
こちらも手作り岩風呂 その1。海が見えるんだよ。
手作り五右衛門風呂 その2。こーゆーのを楽しんで造る
んだろうな。あの大将ならー
生き返った私は、レンタカーを借りてドライブへ。
「安いよー」と紹介してくれたレンタカーは調べてきた店と同じでした。カヌーもダイビングも紹介してくれます。
現地で何かしたいときは大将に頼めばいいってことだ。

浦田海水浴場まできた。なんか妙なカタチの施設です。
でも海はサイコー!
日本の海水浴場88選「浦田海水浴場」
砂浜も海もものすごくキレイ。

海水浴場というより、ビーチと言った方が良いよ。
入り江で静か。子どもたちも安心して遊んでいます。
ここはシーカヤックもシュノーケルもバツグンみたい。
でも一人じゃなー・・・やっぱこういうときは不便だなー。
と、思っていたら2日目にトッピー乗って相方がやってきた。
天候の具合でロングレースのコースが変更になって、予定より早く帰航したらしい。

なかなか都合の良い人だ。
大将に頼んで船に乗せてもらった。
実は前の日の漁にも乗せてもらって私は2日連続。

←珊瑚礁の大将
モリを片手に素もぐりで漁をする大将。
海底の大きな岩をひっくりかえし裏に潜む魚や貝を探しだすこともある。
相方も頑張ってみるけれど、そうは巧くいかないよね。

私はシュノーケルで水面に浮かんでるだけだけど
大将が漁をしてるのを見てるのがすごく面白かった。
今日のあがりを楽しむ二人。
採って来た海の幸が夜はバーベキューに。
豪快ですよ!そりゃあ。

満天の星の下のテラスで飲む生ジョッキ。
申し訳ないくらい(誰に?)
種子島って驚くほど海がキレイです。
底が全部見えてしまう。
日本でこんなにキレイな海があるとは、ほんとにここに来るまで思いませんでした。
種子島はシュノーケルで充分きれいです。
あー、ほんとに又いきたい。
船で大将がランチを用意してくれてました。
今、採って来たものばかりです。
どーよ!
とれたてのトコブシの刺身とウニ&冷えたパッションフルーツ。
おにぎりは握ってきてくれたのですが、この塩がまた、ものすごーく美味しい!
種子島で作ってる塩で「おにぎりにスゴくあう!」のだそうで
ほんとに、あう!もちろん買って帰りました。
こんな貝がみつかったりする。
親戚の家みたいによくしてくれた珊瑚礁の大将と奥さん。
ほんとーっにお世話になりました。

ここは名古屋からすごく遠いけれど、絶対また来ますから!
元気でいてくださいねー!
種子島は縦に長い意外と大きな島です。
西之表港から空港まで車で50分くらいかかります。

そんなに長時間山の中を行くのもつまらないので、帰りは島の東側へ出てみることにしました。
種子島はサーファーがその波を奇跡と呼ぶほどのサーフィンの島として有名です。キムタク夫婦が昔お忍びで来たというニュースで私も聞いたことがありました。

無数のサーフポイントがあるそうです。
そんなサーファーたちの海を見下ろすレストランもありました。
一杯やるのに最高です。車だから私だけ・・・。
種子島の手打ちの鋏は有名なので、一丁買いました。
よく切れます。手作りですよ。

鉄砲伝来の鍛冶工からの歴史があるのです。
右は鹿児島のタクシーの運ちゃんに美味しいと聞いた「真酒」
また鹿児島のヨットクルーは種子島の焼酎がウマイと言っていたので、何本か買って来ました。
その中で左の「しま茜」を相方は一番気に入ったようです。
安納芋という種子島産の超甘い芋でつくられた焼酎です。
種子島からはJALで鹿児島まで、そして鹿児島でチームの
みんなと合流して名古屋に帰ります。

日本もキレイな海がいっぱいあるんだなー・・
大阪みたいに種子島直行便を出してもらえんかなー・・・

なんとかもう一度”帰ってきたい”鹿児島・種子島の旅でした。
浦田海水浴場