欧米ではクリスマスツリーは正月飾りでもある。

朝陽に輝くツリーで飾られた食堂で朝食を取ります。
まさに旬のアランチャ(オレンジ)や手作りケーキ、パン、この他にもチーズなど盛りだくさんの朝食♪
こんな搾り立てジュース機で100%オレンジジュースを作る。日本のみかんと同系ともいわれる?アランチャ。

私達には馴染みの良い味で、とーっても美味しい。。
さてさて、楽しみにしていたオルティージャ島の朝市を散策。
海辺なので魚介が豊富です。
見た目もキレイなアランチャ。近寄るだけですごい爽やかな香りが漂う。
あらためてシチリアはオレンジの島なんだなーと思わせます。
これはチーズとサラミの屋台。車ごと店にした移動店舗のようです。この形式はあちこちで見かけました。
おっきなキノコも売っていた。ソテーとかしたら美味しそうだけど、1枚でおなかいっぱいですね。
自家製のビネガー(?)とか、オリーブオイルとか。かなりそそられます・・旅行者なのが悔しい・・・・
そして・・・まさに相方が思い描いていた乾物屋が、ありましたー。
真っ赤なシチリアン・ドライトマトや、パンテレリア島産の塩漬けケッパー、ドライオレガノなど、どれも買いたくなってしまうー。。
こちらは日本では馴染みの無い、マグロのカラスミ。イタリア語で「トンノ・ボッタルガ」シチリア南端の港町マルツェマミの
物が有名です。削ってパスタに掛けたりします。お土産用にゲット♪
しきりに形の崩れたドライトマトを勧める乾物屋の可愛い爺ちゃん。

「ちゃうちゃうこっちのキレイな形のやつだー」と身振り手振りで買い物する相方。

籠盛りの形のキレイな方は1ユーロ高かったけど、後にも先にもこんなキレイなドライトマトを見かけなかったから良しなのよ♪
市場を後にして、再びオルティージャ島を散策。
おっこれは
出たばっかりの新型フィアット500だー。ちっちゃくて可愛い。
やっぱイタ車は地元で見るとなおカッコイイ。イタリアンストライプが渋い・・乗ってみたいー。
かなりくたびれた壁の民家。でも、おばあちゃんが洗濯物干す姿さえも絵になります。。
町の清掃車。
このクルマが竹箒載せて、狭い路地を行き来するのを何度もみました。
こちらのイヌは・・何というかたたずまいが良い。
アジアのダレた感じのイヌも好きですが・・・
ホテルの反対側にマリーナがありました。
イオニア海側は波が高いけどこちらは穏やか。ここなら船置いても安心。
手前のヨットはデンマーク製のXヨットというメーカーのらしい。
世界中で売れている今注目のヨット。BY相方。
マリーナを過ぎると、海の横なのに真水が湧き出ている有名なアレトゥーザの泉があります。巨大なパピルスが生い茂り、なんだか聖なる雰囲気を醸し出しています。
アレトゥーザの泉から海沿いの道は、レストランが軒を連ねています。その中の一軒でランチをとることにしました。
世界中から来ている少しアダルトな観光客が多い。
シーフードがメインだけど、アメリカ人と思われるおじさんたちはハンバーガーとポテトとか食べてる。もったいないね。
わたしらはもちろんシーフードメニューを選択した。

左手前の物体はストーブです♪
冬の海辺での食事もなかなか贅沢感いっぱい。
まずは地元シチリアの白ワイン。うーん香り高くてタマランですね。銘柄とかわかんないから、カメリエーレ(給仕)に、こう頼んだ「ヴィーノ、ビアンコ、メッツォ(白ワイン、半リットル)」。
ここイタリアでも「指差し会話帳」が超役立っている。
パスタは、カメリエーレおすすめの、シラクーサ風パスタ。
アンチョビとケッパーの風味が効いて美味ですー。
セコンド(メイン)は、指差し会話帳とにらめっこしながら、魚のグリルをオーダーした。何の魚かわからないけど、これホントにおいしかった。ただ炭火で焼いただけでこんな味が出るなんて〜♪レモンも、反則かと思うぐらい味が深い。

ワインが進んで昼間から酔っ払ってしまったー。
充実の食事の後は、薫り高きエスプレッソで締めます。
この店のカメリエーレのおじさんがまた気品を感じる所作でかっこいいんだなあ。次の日も店の前を通ったら、「ヴォンジョルノ」と、カッコよく挨拶してくれた。
この日は大晦日。
隠れ家のような老舗リストランテ。有名な「アルキメーデ」。ここで、ガラ・ディナーを予約した。
きさくなシチリアーノ達は、夜はパシっと決めたカメリエーレになるのだろう。
けれど昼の飲みすぎがたたってダウンした私のせいでガラ・ディナーは幻に・・・(涙)絶対また来るぞと誓った大晦日となりました。
一旦ホテルに戻って昼寝(これイタリアでは大事!)して、
起きたら暗くなっていた。

景観を損なわない静かなイルミネーションがキラめいて、昼の景色とはまた違っていい感じ。
路地の明かりが点くと、これまたなんとも幻想的な風景に早代わり。
Duomoへ向かう道ごとに違うイルミネーションが飾られています。
ヨーロッパのイルミネーションは暖かみのある電球色♪とても和みます。

しかし・・どの路地を歩いてもフォトジェニックな場所ばかり。
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